2008年 05月 26日
東海林のり子、1934年5月26日生まれ。(今日が誕生日) 埼玉県さいたま市出身。埼玉県立浦和第一女子高等学校卒業。立教大学文学部英文学科卒業。また、大学の後輩に女優の野際陽子がいた。1957年にニッポン放送に入社。1971年に退社しフリーに転じる。退社後は、テレビのワイドショーの事件レポーターとして活躍。そのレポート振りは、ナンシー関に「(凄惨な事件の現場や被害者の葬儀会場にて)悲しそうな表情で、涙を流しているにもかかわらず、声は鼻声にならず普段通りである。素晴らしいプロ技だ」と高く評価された。「現場の東海林です」でおなじみだが、「現場の東海林がお伝えしました」は実際のレポートの場合は使わない、バラエティやドラマの場合のみ使う。 1995年に起こった阪神淡路大震災のレポートを期にレポーターとしての活動に終止符を打つ事を決意し、その後は司会業やワイドショーのコメンテーターを中心にタレント活動を展開し、現在に至る。しかしながら、リポーターとしての活動を辞め、10年以上経った現在でも東海林のり子=リポーターのイメージはとても強く、バラエティー番組やドラマなどでは未だにリポーターの役をやる事が多い。また、X JAPANの熱狂的なファンで知られ、以後、ロック音楽に造詣が深くなる。インディーズのバンドでも、ライブに足繁く通うことから「ロックの母(ロッキンママ)」とも呼ばれている。 いくつになっても現役でいられることは素晴らしい。ロック好きなんて今まで知らなかったし、先入観で人を判断してはいけないと改めて思った。生きていることを実感してるかのような彼女のレポートぶり。魂からの叫びがそうさせるのか、聞く人の心に伝わるものがある。歌も上辺だけ上手に歌っても人の心に響かない。声の正しい出し方、表現力、発生はもちろんだが、心から絞り出すような思いが無ければ伝わらない気がする。人間の声は楽器だ。東海林さんのように良い楽器は長年の使用にも十分耐えてくれる。会話でコミュニケーションをとる人は、是非意識して「伝える」と言う行為を大切にして頂きたい。とても難しいことだけに…。
by suzunobu-nigaoe
| 2008-05-26 23:59
| 1930-1934(75~79才)
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