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鈴信博堂の似顔絵日記

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2008年 05月 25日

祝、初優勝。次は横綱だ。【琴欧州】

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琴欧洲勝紀、本名 カロヤン・ステファノフ・マハリャノフ、1983年2月19日生まれ。ブルガリア・ベリコタルノボ出身。身長202cm、体重155kg。佐渡ヶ嶽部屋所属。西大関。生涯戦歴 275勝142敗14休(34場所)。ヨーロッパ出身力士初の大関。握力120kg。長身と、懐の深さ、抜群の格闘技センスで番付を駆け上がり、初土俵から所要11場所で入幕。2005年11月場所終了後に大関に昇進した。得意は右四つ・寄り。通称カロヤン、星座は魚座、血液型はO型、趣味は映画鑑賞、好物はラーメン。端正な顔立ちで人気も高く、一時期は「角界のベッカム」とも呼ばれた。

レスリング経験者で、欧州ジュニアチャンピオンの実績も持つ。左上手を取ってからの強烈な投げや寄りが得意だが、立合いの甘さに課題を残す。総じてプレッシャーに弱いところが弱点とされており、負けたときは苛立ちを見せるなどして精神的に不安定なところも課題と言われる。しかしながら、将来の角界を担う存在として日本国内はもちろんのこと海外からも期待を集めている。翌2008年1月場所は初の大関角番となり、10日目までは7勝3敗としたが11日目から3連敗、14日目にようやく勝ち越して角番脱出の9勝6敗に終わった。 3月場所では、4日目の取組の際、左上腕部を負傷したこともあり8日目まで2勝6敗という大関の名に恥じる不甲斐ない成績であった。その為、9日目から通算2度目の休場に追い込まれ、悔しさのあまり涙した。しかし、5月場所で角番脱出、ヨーロッパ出身力士では初となる幕内最高優勝を果たした。

時代到来と言った感じか。今場所の琴欧州は強かった。全勝とは行かなかったが、内容も立派な取り組みだった。プレッシャーに弱いとよく言われる彼だが、優しい人に多いような気がする。相手のことばかり考えてしまうからだろうか?しかし、総じて一度自信が付くと勢いに乗るようなことは少なくない。欧州出身初の横綱を期待されるこれからの琴欧州が楽しみだ。期待される人とされない人、どちらも幸不幸あるかもしれないが、期待されたならそれに応えられるよう全力を尽くすべきだ。何もできない人に人は期待することはない。ならば、過去の実績が評価されたとプラスに考えた方が喜ばしいし、いっそ楽しんでしまえば展開も変わると言うものだ。混沌とした世の中、絶対はありえないが、やる前から諦めるようなことだけはしたくない。

by suzunobu-nigaoe | 2008-05-25 23:59 | 1980-1984(25~29才)


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