2007年 12月 16日
野際陽子、1936年1月2日生まれ。富山県富山市出身。血液型A型。大学在学中から劇団テアトルジュンヌに所属し、数々の作品に出演。後輩には相島一之がおり、大学のサークルの1年先輩には東海林のり子がいた。大学卒業後、1958年にNHKにアナウンサーとして入局。1962年に退社してフリーアナウンサーになる。1963年にはTBS系列ドラマ「近鉄金曜劇場・悲の器」にて女優デビューを果たす。1966年にはソルボンヌ大学でフランス文学を学んで翌年帰国。その後は女優業を中心に活動し、『キイハンター』への出演で一気に人気を得る。共演した千葉真一とは1973年に結婚し、長女(真瀬樹里)を出産。出産時は高齢出産で話題を呼んだ(千葉とは1994年に離婚)。 一時期は白川由美とお母さん女優の双璧とまで呼ばれていたほど姑役に定評がある。夫婦役では伊東四朗との共演が多く、伊東は「野際さんは本当にお若いし努力家で素晴らしい人だ」と発言した。代表作は数多く、必殺仕掛人、はいからさんが通る、静かなるドン、あぶない刑事、サラリーマン金太郎、 水戸黄門、ドラゴン桜、ナースのお仕事、ショムニ、ガラスの仮面等、枚挙にいとまがない。バラエティにも数多く出演されており、テレビ界の歴史を見ているかのような人だ。 参考にした写真のせいか、幾分若く描いてしまったかもしれない。しかし、70歳を過ぎた女性にしては素敵な年齢を重ねている代表のように取り上げられる彼女。体型も若いころとさして変わらない。本人の努力もあるだろうが、生き方の姿勢が素晴らしいのだろう。表情は日々の積み重ねと言うではないか。だから、いろんな役柄が可能なんだろうな。いつものタッチと違うのにお気づきだろうか?淡い色合いでの表現もその人となりを適切に表せるような気がして試してみた。生き方も穏やかに過ごせたら幸いだ。
by suzunobu-nigaoe
| 2007-12-16 13:25
| 1935-1939(70~74才)
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