塚地武雅、1971年11月25日生まれ。(今日が誕生日)
天職、適職と言うのは果たして本人に分かるものなのだろうか?現実的に考えて、試すことのできる職業には限りがある。一般的にたまたま廻り合った身辺の仕事から生業を選択する傾向が強く、本当に向いているか否かはなかなか分からない。塚地自身も大学卒業後は仏壇メーカーの営業職に就いていたようだが、夢を追いかけてお笑いの世界に入り、更には役者稼業にまでトライすることができた。成功した例だから美談に聞こえるが、私の周りでは若い頃芸能活動で少しばかり売れたばかりに、中年を過ぎた今でもその類の仕事から離れられずにいる万年貧乏なおじさんも少なくない。評価するのは自分自身だから善し悪しは決められないが、後悔しない生き方とまともな暮らしがができたなら、仕事選びは善しとすべきだろう。それにしても未曾有の不景気の昨今、どの仕事に就いても明るい明日は見えにくい。