2008年 10月 24日
渡辺淳一、1933年10月24日生まれ。(今日が誕生日)北海道上砂川町出身。1958年札幌医科大学医学部卒業。医学博士。同大学の和田寿郎教授による和田心臓移植事件を題材にした『小説・心臓移植』(1969年3月。後に『白い宴』と改題、角川文庫)を発表し、大学を去る。1970年、37歳の時に総理大臣寺内正毅をモデルとした『光と影』で第63回直木賞を受賞し、その後現在に至るまで、話題作『失楽園』などの作品が映像化された。初期には医療現場を舞台とした恋 愛物、近年は医療に限定しない作品を発表し続けている。主題は、伝記(『花埋み』『女優』『遠き落日』など)、医療(『白い宴』『麻酔』など)、性的描写の濃い男女関係(『化身』『失楽園』『愛の流刑地』など)の三つに大別される。概ね初期においては医療を場面とした社会派的な作品が、その後は中年の男女の性愛を描いた作品が多い。大家の一人として文壇に地位を築いており、ベストセラーも複数ある人気作家であるが、作品そのものの評価は大きく割れる。福田和也は『作家の値うち』において、「亡国的作家」「紋切り型のポルノグラフィー」と斬り捨てている。 「鈍感力」なるエッセイ集を昨年執筆しているが、今の世の中多少鈍い方が救われることが多い。渡辺氏は今日で75歳だが、単純に若さを年齢だけで推し量ることは難しい。なぜなら若さの象徴は可能性であり、元気な肉体を有することを指すべき括りで、必ずしも実年齢とイコールではないからだ。自身が興味があるから官能小説風の表現も巧みなんだろうし、、経験だって相応にあるに違いない。良く言えば感受性が豊かだとも言える。想像力で書ける作家もいないわけではないが、一般的にモデルケースはその人の近くに存在したりする。表面的な年齢に縛られずに、やりたいことはドンドンチャレンジすべきだ。更にあれしたい、これしたいという思いがその人を年齢以上に活気付かせる。鈍感と共に貪欲でありたいものだ(^_^.)
by suzunobu-nigaoe
| 2008-10-24 23:59
| 1930-1934(75~79才)
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