2007年 12月 04日
オノ・ヨーコ、本名:小野洋子。1933年02月18日生まれ。ビートルズのジョン・レノンの未亡人。銀行家の小野英輔、磯子夫妻の長女として東京都で生まれた。伯父は、医学者の小野康平、伯母はヴァイオリン教師の小野アンナである。学習院幼稚園、自由学園、啓明学園を経て、1952年に学習院大学哲学科に入学(中退)。1953年に家族と共にニューヨークのスカースデールに移り住み、サラ・ローレンス大学に入学した(後に中退)。彼女は1956年に作曲家の一柳慧と結婚するが、1962年に離婚。同年の11月28日にジャズミュージシャンで映画製作者のアンソニー・コックスと結婚、2人は1963年3月1日に離婚し、6月6日に再婚するが、結局、1969年2月2日に離婚した。2人の間の娘キョーコ・チャン・コックスは1963年8月8日に誕生している。 ジョン・レノンとの出会いは、1966年11月9日のことであった。ロンドンのインディカ・ギャラリーでの彼女の個展の開催前日に訪れたレノンは、梯子を昇った上に下げられた虫眼鏡で、天井に書かれた「YES」の文字を読むという作品に惹かれた。2人はともに前衛的な音楽活動を行うようになり、1968年に「トゥー・ヴァージンズ」Two Virgins を発表、1969年3月20日にジブラルタルで結婚、2人の間の息子ショーン・タロー・オノ・レノンは、ジョンの35歳の誕生日、1975年10月9日に生まれた。ジョンが主夫になった数年間で、彼女は不動産取引その他の投資活動を積極的に行い、実にジョン復帰後までの間に夫婦の資産を倍にした。2005年富士フイルムのCMに出演。2006年トリノオリンピック開会式に出演し、平和についてを語った。 彼女の逸話を語る時、決まったこのスペースに収めるには、多くの事柄を削らなければならなかった。それほどいろいろな経験をされてきた女性だ。ジョンの未亡人でも有名だが、彼女自身だけでも十分に絵になる。女性の場合、よくどこそこの誰と言ったように前置きが付くケースが多い。ところが最近の女性を観察してみると、帰属しない傾向が強いように感じる。しがみつかない生き方。強くなったのだろうか、それとももともと強いのか。真偽はどちらでも良いが、弱い生物でないことは確かだ。私の周りの女性に例外はあまり見られない。
by suzunobu-nigaoe
| 2007-12-04 23:59
| 1930-1934(75~79才)
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